スマホメーカー「OPPO」とは?OPPO製スマホの特徴を調べてみた
OPPO(オッポ)とは、世界第5位のシェアを持つ中国のスマホブランドです。アジアを中心に人気のメーカーですが、日本でのシェアも着実に伸ばしています。※2020年第2四半期において(IDCより)
2019年10月から指原莉乃さんをイメージキャラクターに起用したCMが放映されており、OPPOというブランドを知った方も多いのではないでしょうか。
しかし日本での知名度はまだ高いとはいえません。そこで本記事ではOPPOとは一体どんな特徴を持つメーカーなのかをご紹介します。
OPPOとはどんなメーカーなのか
OPPOはサムスン電子、HUAWEI、Apple、Xiaomi(シャオミ)に次ぐシェアを誇る中国企業です。創業は2004年。2017年に日本法人の「OPPO Japan」を設立し、2018年2月9日から日本市場への参入を発表したことが大きな話題となりました。※2020年10月にオウガ・ジャパンに改名
そこで発表されたのは、フラッグシップモデルである「R11s」です。背面のデュアルカメラが2,000万画素×1,600万画素。前面カメラも2,000万画素ということで、注目を集めました。
元はAV機器メーカーだった
もともとはAV機器メーカーとしてDVDプレーヤーなどを手掛けていました。2008年に携帯電話事業に参入し、携帯電話メーカーとしてさまざまな商品を開発しています。
現在は中国だけでなく、アジアを中心に40か国近くの市場に進出しています。
OPPOの作るスマートフォンの特徴
OPPOのスマートフォンの特徴は、高品質でありながら低価格であることです。また急速充電、世界最先端の技術を詰め込んだカメラなど、常に新しい技術が詰め込まれています。
ここではOPPOのスマートフォンの特徴についてご紹介します。
カメラ性能
OPPOは特にカメラ性能に力を入れています。これまでに、5,000万画素ものカメラ機能を搭載した「Find 7」や自動でカメラが回転する「N3」などを次々と発表。
また、現在発売中の「OPPO Find X」には、最新の光学式手ぶれ補正機能が搭載されています。
2019年11月には、なんと背面カメラに4つのレンズを搭載した「OPPO A5 2020」を発売。
広角撮影をはじめ、A.Iカメラで夜景をきれいに撮影することが可能です。また、動画撮影では、歩いたり、走ったり、また乗り物に乗っても、手ぶれのない撮影ができることもウリになっています。
急速充電
OPPOは急速充電にも力を入れています。バッテリーの発熱を抑えながら、効率的に充電できる「VOOC」はOPPO独自の技術です。
2019年12月現在、発売中の「OPPO Find X」にはSuper VOOCという上位の急速充電技術が搭載されており、3,400mAhのバッテリーを35分でフル充電できると言われています。
※OPPOで発売されている全てのスマホにこの急速充電が対応しているわけではありません。
洗練されたデザイン
たとえば、2019年10月に販売を開始した「OPPO Reno A」は、まずその洗練されたデザインに目がいきます。ノッチがなくギリギリまで表示できる画面は、占有率が91%とされており、画面が大きく感じます。
また、コーニングのGorilla® Glass 5をディスプレイに使用しているため、スマホを落としてしまったときの耐久性も期待できます。
手頃な価格
「OPPO Reno A」はおサイフケータイや防水、6GBメモリ等の機能を備えながらも、BIGLOBEモバイル価格で35,760円(税別)と手頃な価格で購入できる点も大きな魅力です。
この価格帯でこれだけのスペックを備えたスマホには、なかなか出会えません。
家電量販店で購入することが可能
OPPOは手ぶれ補正機能や急速充電など最新トレンドをいち早く取り入れるのが得意なメーカーです。
先にご紹介した「OPPO Reno A」は、おサイフケータイ、防水機能など、日本市場を意識したモデルです。日本市場にフィットさせるべく、渋谷でマーケットリサーチを行い、ブルーとブラックの2色の販売に至ったんのだとか。
また「最近のスマホが高すぎる」というユーザーにも響くように、35,760円(税別)という価格帯にしてはハイスペックな製品を提供しています。
日本ではまだ知名度が高くありませんが、CMなども打ち出しており、着実にシェアを伸ばしているといえます。
OPPOのスマートフォンは格安SIM事業者や家電量販店、ECサイトなどで購入可能です。お手頃価格でありながら業界トップクラスの技術を取り入れたスマートフォンを発表するOPPOというメーカーに今後も注目していきましょう。