
三条たたみ
“畳の製造で日本一”と言われる「三条たたみ」。創業から90年近く、畳を愛し続け、和の空間を豊かにするという理念のもと、贅沢な癒しの和室づくりを追求してきました。今回はその歴史・こだわり・製品特徴・空間づくりの魅力などを、丁寧にご紹介します。

■ 創業90年、畳を愛し続ける老舗の歩み
三条たたみは、昭和9年に創業された老舗の畳製造・張替え企業です。
「畳を愛して九十年!」という言葉が示す通り、長年にわたって和室文化を支え続け、時代の変化にも対応しながら、畳という床材の可能性を追求してきました。
例えば、本社工場では ISO 9001 の認証を受け、年32万枚以上の畳・襖を手掛けている体制を整えています。
また、メディアでも「畳製造日本一」「24時間稼働工場」などとして取り上げられており、実績・信頼ともに確かなものとなっています。
このような長年にわたる信頼と実績が、「畳の製造で日本一」と称される所以でもあります。そして、ただ多くつくるというだけでなく、“癒しの和室空間”をつくるという品質・価値を大切にしています。
■ 材料・技術・品質管理――こだわりの製造プロセス
三条たたみが“贅沢な和空間”を実現するために、大きく3つのこだわりがあります。
(1) 材料のこだわり
畳表の原料「い草」において、国産最高級畳表をはじめ、他社では真似できない品質と品揃えを誇っています。
また、中国産畳表についても、畳需要の7割超を占める中で、蘇州・寧波地区の契約農家で「減農薬・有機肥料」によって育てられたい草のみを厳選し、さらに品質管理の整った工場と契約して、品質の高い畳表を作り上げています。
さらに、畳の裏に敷く「梅炭シート」を標準装備。梅炭には「消臭」「脱臭」「防カビ」「除湿」「調湿」といった機能に優れており、和室の空気環境をより快適にする仕掛けです。
(2) 技術・職人のこだわり
畳製造では機械化が進んでいますが、重要な箇所では職人の手と目が頼りになります。三条たたみでは「一級畳技能士」を抱え、伝統の技を軸に、日々“品質向上の研究”を続けています。
また、製造工場は24時間稼働体制を採用しており、スピード施工と大量生産を両立させながらも品質を維持している点が他社との差別化ポイントです。
(3) 品質管理・トレーサビリティ・サービス
材料が「どこの農家で育てられたか」を追跡できるトレーサビリティシステムを導入しており、化学物質(環境ホルモン・ホルムアルデヒド・VOC 等)への配慮もなされています。
また、補償制度として「畳・襖1年無料補償」を設け、お客様に安心を提供。さらに「材料費・配達費込み価格」「家具移動もお任せ」など、サービス体制も充実しています。
こうした製造・技術・サービスのトータルなこだわりが、和室をただの“畳がある部屋”から「贅沢な癒しの空間」へと昇華させています。
■ 贅沢な癒しの和室空間をつくる、畳の魅力
畳が持つ魅力は、単に「和風の床材」であるというだけではありません。三条たたみが提供する畳には、以下の点から“癒し”の要素が込められています。
– 自然素材ならではのやさしさ
い草は天然素材。肌に触れた時の“柔らかさ”や“ぬくもり”が、畳ならではの居心地を生みます。正座・立ち上がり・転がる・座るといった和室での動作にも適しており、畳の上にいるだけでリラックス感が生まれます。
さらに、梅炭シートの採用により、湿気を吸収・調整し、空気を整える機能が付加されているため、冬の寒さ・夏のじめっとした不快感などを軽減し、快適な和室環境を実感できます。
– 香りと音、動きのある時間
い草が持つほんのりとした清らかな香りは「和」の象徴でもあり、畳の上で過ごす時間を静かに豊かにしてくれます。また、畳表を踏んだ時の軽やかな“しなる”感や、畳縁の位置・目の揃った織り目が視覚的にも心を穏やかにします。
和室という空間では、テレビを消して、畳の香り・風の抜ける音・障子や襖の開け閉めの音、これらが“体で感じる癒し”となるのです。三条たたみの製品が、ただ畳を敷くという段階を超えて“居心地をつくる”という姿勢を持っているのは、こうした時間・空間を大切にしているからです。
– インテリアとしての和室価値が高まる
近年「和室をどう活かすか」「和室をモダン空間にどう転換するか」といった住まいの議論が増えています。畳を敷き替えることで、和室が“趣味の時間”“休息の場”“来客時のくつろぎスペース”として蘇ることも少なくありません。
三条たたみでは、畳の縁(畳ヘリ)を33種類から選べるなど、和の伝統を大切にしつつデザイン性も重視しています。
このように、畳は日本の伝統床材という枠を飛び越え、「暮らしの質を高めるインテリアの要素」としても活用できるのです。
■ どのように依頼すればいい?リフォーム・新調の流れ
贅沢で癒しの和室を手に入れたいと思った時、三条たたみでは以下のようなステップで対応してくれます。
- 無料診断・お見積り
まずは和室の現状(畳の痛み・寸法・敷き数など)を確認し、無料でお見積り・診断を実施。 - 畳表・畳縁・仕様の選定
国産い草・中国い草・健康畳仕様などから選び、畳縁や仕上げ仕様を打ち合わせ。 - 施工スケジュール・搬出搬入
家具移動も対応。製造・施工体制が整っているため、迅速な対応が可能です。「即日1日仕上げ」も実績あり。 - 敷き込み・チェック・アフターケア
敷き込み後のズレ・高さ・畳の目の整いなどを確認。保証制度(1年無料補償)やメンテナンス相談も充実。
和室を含め、住宅リフォームの中で畳替えは“見た目が最も早く変わる”変化の一つです。畳を新しくすることで和室自体が「新しい趣」を帯び、暮らしにリフレッシュ感をもたらします。
■ おすすめしたい方・こんなときに畳替えを
– 和室の畳がふかふか・へたってきたと感じる方
– 子どもやペットが畳の上で遊ぶ機会が多いご家庭。天然素材+快適仕様なので安心感が高いです。
– 和室を趣味の部屋・くつろぎの場として再活用したい方
– 和モダン・和洋折衷の住まいを検討していて、畳をアクセントにしたい方
– 伝統的な和室の良さを維持しつつ、安心・安全な素材・品質で長く使いたい方
特に「畳をただ敷く」のではなく、「畳のある時間・畳のある空間そのもの」を楽しみたいと考える方には、三条たたみのこだわりがマッチするでしょう。
■ 和室のある暮らしがもたらす贅沢な癒し
畳の上に座って、ゆったりとお茶を一杯――その瞬間が、日常の喧騒から離れた“静のひととき”になります。い草の香り、畳表の質感、畳縁の視覚的な整い、障子や襖をそっと開けた先に広がる庭の緑。
そんな和室の時間は、まさに「五感で感じる癒し」です。三条たたみでは、そうした“豊かに暮らす和の時間”を可能とするため、材料・技術・サービスすべてに注力しています。
和室が減少してきている今だからこそ、畳を新たに迎えることは、住まいの価値を高め、心地よい暮らしを手に入れる一手と言えます。
■ まとめ
「畳の製造で日本一」を自負する三条たたみ。その背景には、90年近い歴史、徹底した素材・技術・品質管理、そして“和室を癒しの場に変える”という明確なビジョンがあります。
ただ畳を敷き替えるのではなく、「和室をつくる」「時間をつくる」「癒しを演出する」――そんな住まいを目指すなら、三条たたみの畳が大きな選択肢となるでしょう。
ぜひ、和室を見直したい、畳を通じて住まいに“贅沢な癒し”を取り入れたいとお考えの際には、信頼と実績のある三条たたみに相談されてみてはいかがでしょうか。
