札幌の小さな名店「えにかいたもち」——心を和ませる、餅と大福の物語
北海道・札幌。四季折々の自然に包まれたこの街には、グルメスポットが数多く点在していますが、その中でも、ひときわやさしい甘さとほっとする味わいで地元民に愛されている和菓子店があります。その名も「えにかいたもち」。
まるで絵に描いたような、ほっこりする幸福を届けてくれるお店——。そんな意味を込めて名付けられたこの小さなお店は、餅や大福の専門店として、老若男女を問わず多くの人の心をつかんでいます。
この記事では、「えにかいたもち」の魅力をたっぷりとご紹介します。お店のコンセプトからこだわりの素材、人気商品、おすすめの楽しみ方まで、まるで一口大福を味わうように、じんわりと温かなストーリーをお届けします。

一口で伝わる、“やさしさ”の味
「えにかいたもち」が大切にしているのは、“やさしさ”。それは商品の味わいだけでなく、店構えや接客、パッケージにまで一貫しています。札幌の中心部から少し離れた、静かな住宅街にたたずむ店舗は、まるで昔ながらの駄菓子屋のようなぬくもりを感じさせます。入り口をくぐると、白木のカウンターと和紙のような包装紙が出迎えてくれ、心がふわりと和むのです。
この店の看板商品は、何と言っても「大福」。定番の「こしあん」や「つぶあん」はもちろん、季節ごとに登場する創作大福も人気です。
なかでも、お店を訪れる人が必ずと言っていいほど購入するのが、「豆大福」。北海道産の小豆と赤えんどう豆を絶妙なバランスで炊き上げ、ふんわりとした餅で包み込んだ逸品です。甘さ控えめながらも、口の中に広がる豆の香りと塩気が後を引き、何個でも食べられてしまう、まさに“やさしさの極み”とも言える味です。

素材への徹底したこだわり
「えにかいたもち」の味の秘密は、徹底した素材選びにあります。寒暖差のある土地で育ったもち米は、炊き上がりの粘りと甘みが抜群で、もっちりとした食感とほんのりとした米の甘みが特徴です。
あんこに使われる小豆も、同じく北海道産。職人が毎朝、銅鍋でじっくりと炊き上げており、しっとりとした舌触りと深いコクを引き出しています。保存料や香料などの添加物は一切使用せず、素材そのものの味を大切にする姿勢は、子どもからお年寄りまで安心して食べられる理由のひとつです。

手作業に込められたぬくもり
「えにかいたもち」では、毎朝早朝から仕込みが始まります。餅をつく工程から包餡(ほうあん)、仕上げに至るまで、すべて手作業。職人たちの手によって丁寧に作られた大福は、一つひとつに微妙な“表情”があり、それがまた手作りならではの魅力となっています。

贈ってうれしい、もらってうれしい「えにかいたもち」
最近では、遠方からのお取り寄せ需要も増え、「えにかいたもち」の大福はオンラインでも購入可能となっています。ギフト用のパッケージも用意されており、和紙と水引で包まれたその姿は、まさに「贈る和菓子」としてぴったり。お中元やお歳暮、内祝いなど、さまざまなシーンで利用されています。

えにかいたもちのおすすめランキング
【1位】立団子 3種×1袋セット

¥1,380 税込

【2位】北海道の恵み豆大福8個セット

¥2,480 税込

【3位】北海道の恵み豆大福4個×国産よもぎの草大福4個セット

¥2,480 税込

札幌に来たら、ぜひ立ち寄ってほしい和菓子店
「えにかいたもち」は、観光地からは少し離れた場所にありますが、わざわざ足を運ぶ価値があるお店です。近隣の公園で大福を片手にひと休みするもよし、お土産にして旅の余韻に浸るもよし。きっと、あなたの札幌旅行にもう一つの思い出を添えてくれることでしょう。
