EcoFlow

電源・充電器
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EcoFlow RIVER Proの特徴

EcoFlow公式サイト

RIVERPO外観

EcoFlowのRIVER Proには、他社のポータブル電源にはない特徴がいくつかあります。

それも含め、おすすめしたい特徴を紹介します。

本体のディスプレイ

ディスプレイ

RIVER Proを使ってみて、とても便利だと感じたのが、ディスプレイに表示される内容です。

出力や入力の電力量の表示は、他社のメーカーのポータブル電源でもありますが、バッテリー残量がちゃんとした数値で表示されること、さらには残りの使用時間の表示は助かります。

バッテリーの残量は、1桁台までちゃんと%で表示されます。

他社のポータブル電源には、100%を5段階に分割して20%単位でしか残量が表示されないものもあります。

また、電化製品を使っている時に、残り何分使えるかと表示してくれるのがとても便利です。

今まで幾つかのポータブル電源を使ってきましたが、トップクラスで見やすいディスプレイだと思います。

最大10台同時給電

入力ポート

出典:Amazon

まずは特徴というか機能的な事ですが、EcoFlowのRIVER Proは、同時に最大10台まで給電する事ができます。

出力(給電)できるのは、USB-Aの急速充電ポートが1つ、USB-Aポートが2つ、USB-Cポートが1つ、シガーソケット1つ、DC5521出力ポートが2つ、AC出力が3つの合わせ10個。

これって多いの?

ポータブル電源の中では、同時出力出来る数などを商品のウリとしている物もあるので、それらと比較したら正直RIVER Proは少なく感じる人もいると思います。

特に最近たまに見かけるワイヤレス充電の機能は付いていません。

とは言え、僕的にはこの10個の出力ポートで充分だと思います。

今までキャンプで10台以上同時に接続する事は一度もなかったし、そもそも10台以上のデバイスを持っていないんです。

スマートフォン、パソコンやタブレット、モバイルバッテリー、冬キャンプなら電気毛布、夏キャンプなら扇風機とポータブル冷蔵庫と、すぐに思いつく物を合わせても10台もありません。

ただ10台同時に使えるのは、必要最低限以上の優れたポイントでもあると思います。

急速充電

急速充電

EcoFlowのRIVER Proは、急速充電出来るというのがポイントの1つです。

RIVER Proのバッテリー残量が0%だった時に、1時間以内に80%まで充電する事ができるんです。

そして1.6時間でフル充電する事が出来ちゃいます。

他のメーカーのも同じなんじゃない?

ちょっと調べてみると、他のメーカーの同じぐらいの容量のポータブル電源ではフル充電までにACコンセントを使い約4時間、他のキャンパーさんにも人気のメーカーでもACコンセントで約5時間となっていました。

それと比較すると、RIVER Proの約1.6時間というのは、かなり早く充電する事ができます。

これはEcoFlowが独自開発 したX-Streamという機能によるもので、業界最速となっています。

他社にはない機能なので、これはポイントが高いと思います。

キャンプの前日、または当日にポータブル電源を充電し忘れていたなんて時に、とても役立ちそうですよね。

急速充電

そこで実際にバッテリー残量0%からフル充電してみました。

記載では約1.6時間でフル充電出来るとありましたが、環境とかにも左右されるものなんですかね?

とりあえず、家のコンセントを使い寒い1月に試してみました。

ところで1.6時間て何分なの?

あっちゃん

1.6時間は96分です。

充電1時間後

まず1時間以内に80%まで充電する事ができるとありましたが、1時間後にディスプレイを確認してみると76%になっていました。

80%ではありませんでしたが、ほぼ80%と言っても良いんじゃないかと思います。

なのでこの記載は間違ってはいないようです。

充電20分前

次に1.6時間でフル充電出来るかですが、20分前辺りからディスプレイを見てみると残量は99%でした。

これなら1.6時間より早くフル充電出来そうだと思っていましたが、その表示は変わらず1.6時間になっても99%のままでした。

結局フル充電の100%になったのは、1時間48分(1.8時間)後でした。

記載のあった時間より10分ほどオーバーしてしまいましたが、それでも2時間以内にフル充電する事が出来たのは凄いと思います。

これは本当に便利な機能で、とても重宝するのではないかと感じました。

ただこの急速充電はバッテリーに負荷がかかり、あまり良くないとも口コミにありました。

実際のところは素人の僕には判断する事はできませんが、充電が早いのは嬉しいですよね。

バッテリー容量は720Wh

車

EcoFlowのRIVER Proのバッテリー容量は、720Wh(200,000mAh)となっています。

720Whが大容量なのかそうではないのかという判断は、多分使う人の用途によって感じ方が違ってくると思います。

ただ、今までポータブル電源を使ってこなかった人、または小容量のポータブル電源を使っている人にとっては、かなりの大容量に感じると思います。

どれだけ使えるの?

電気毛布

720Whの容量なら、例えば強モードで使う50Wの電気毛布だと約11時間、約55Wのポータブル冷蔵庫(機種によって差があります)では約10時間、扇風機なら35Wぐらいなので約16時間使う事ができます。

キャンプ中の事を考えると、電気毛布は就寝時をメインに使うとすると約11時間もあれば充分、ポータブル冷蔵庫は家を昼前に出発してとしたら就寝前まで持ちます。

扇風機も同様に、昼過ぎのチェックインのキャンプ場なら、キャンプ初日は使い続ける事ができます。

1泊2日のキャンプでは720Whの容量で充分だと感じる人もいるし、次の日も電化製品を使いたいと思う人にはちょっと物足りなく感じるかもしれません。

でも、ちょっと物足りなく感じたり、1泊以上のキャンプを予定している人には、別売りのエクストラバッテリーがあれば、RIVER Proの容量を720Whから1440Whへ増やす事ができるんす。

これなら、1泊2日のキャンプでは、バッテリーが足りなくなるという場面はかなり少なくなると思います。

さらにソーラーパネルで充電する事で、バッテリー容量を増やす事ができます。

キャンプ2日目やバッテリー残量が減った時にソーラー充電しておけば、さらに長時間ポータブル電源を使えるようになります。

RIVER Proは元々大容量のポータブル電源ですが、オプションを同時に使う事でさらに大容量に、そして便利に使えるようになります。

アプリで操作

アプリ

EcoFlowの特徴的な機能の1つに、スマートフォンのアプリでポータブル電源を操作できるという事があります。

アプリを導入すれば、バッテリー残量の確認などはもちろんの事、DCやACを作動させたり停止させたりする事ができます。

さらには本体に配置されているLEDライトの強弱の調整なども遠隔で操作可能なんです。

アプリログイン

僕はiPhoneを使っていますが、アプリの導入は簡単でした。

アプリをダウンロードして、新規登録する必要はありますが、メールアドレスとパスワードの設定だけで、特に個人情報を入力することはありません。

Wi-Fiに繋げる時のパスワードも必要ですが、名前や住所等も入力する必要はないので簡単に設定する事ができました。

アプリ画面

アプリがあれば、バッテリー残量の確認のために、わざわざポータブル電源のディスプレイを確認しに行く必要がなく、離れた場所から移動せずにすぐチェックできるのが画期的だと思いました。

キャンプの時に離れた場所においてあったりすると便利だね!

X-Boostテクノロジー

X-Boostテクノロジーアプリファンヒーター

EcoFlowのRIVER Proをしばらく使ってみて、ポータブル電源の中で最強だと感じました。

それは、EcoFlow独自のX-Boostテクノロジーという機能があるからなんです。

このX-Boostテクノロジーは、高出力の電圧を下げるという機構です。

どういう事?

EcoFlowのRIVER Proで見てみると、ACコンセントで使える電化製品は定格出力が600Wとなっています。

基本的に600Wを超える電化製品は、使う事ができないんです。

キャンプで使う600Wを超える電化製品に何があるか考えてみると、例えばたこ焼き器や焼き鳥器などの調理器具関係、ポットとか電気ケトルなども600Wを超えるものが多いと思います。

その他にはドライヤー等も、700Wだったり1200Wだったりするものが多いと思います。

通常だったら、そのような定格出力が大きい電化製品は使う事ができません。

機種によってはオーバーヒートと表示され、電源が切れて電力の供給が停止してしまうんです。

しかしEcoFlowでは、X-Boostテクノロジーという機能があり、それにより高出力の電化製品の電圧を下げて使えるようになるんです。

X-Boostテクノロジードライヤー

今までキャンプでポータブル電源を使っていた人でも、ドライヤーの使用を諦めていた人もいると思います。

でもEcoFlowのポータブル電源なら、1200Wの出力のドライヤーも使う事ができちゃうんです。

実際に、家にあった1200Wのドライヤーで試してみると、X-Boostテクノロジーをオフにしているとピッピッと鳴ってAC出力の電源がオフになってしまいます。

ところが、X-Boostテクノロジーをオンにすると、ドライヤーの電源を入れディスプレイの表示を見ると、出力が590W前後となっていて使う事ができました。

もちろん600W以内に収まるからといって、それでも出力は大きいので、使用できる時間は1時間もありません。

それでも、高出力の電化製品がキャンプ場で使えるという事に、大きな意義があると思います。

X-Boostテクノロジーアプリ

あっちゃん

アプリから操作で分かりやすい!

X-Boostテクノロジーのオンオフは、アプリから操作します。

本体にはX-Boostテクノロジーの物理的な電源ボタンは付いていないので、この機能を使う為にはアプリが必須になります。

上記に記したようにアプリの導入は簡単で、しかもアプリ内の操作も「X-Boost」の文字をタップするだけと直感的に分かりやすくなっています。

キャンプでの使用も幅が広がるし、もちろん車中泊の蓄電池としても便利ではないでしょうか?

サイズ

サイズ比較1修正

EcoFlowのポータブル電源RIVER Proは、容量が大きいのにサイズはコンパクトです。

本体のサイズは、28.8×18.5×25.3(h)cmとなっていますが、高さは本体上部の取手を含めた高さになっています。

ほぼ同じ容量のBLUETTIのEB70だと、サイズが32×21.7×22.2(h)cmです。

サイズ比較2修正

BLUETTIの方は取手を折りたたんで収納できるようになっていますが、並べて置いた時にはかなり大きく見えてしまいます。

本体部分だけで比較すると幅も奥行きもBLUETTIのEB70の方が大きいので、EcoFlowのRIVER Proはコンパクトサイズなんです。

EcoFlow公式サイト

ソーラーパネルから充電してみる

ソーラーパネル収納時サイズ感

EcoFlowには、ポータブル電源共にソーラーパネルも販売されています。

EcoFlowのソーラーパネルには、110Wのモデルと160Wのモデルがあり、今回は160Wの方を使用しました。

ソーラーパネルのパネルは4面あり、折りたたんでケースに収納されています。

その収納ケースの取手を持つと、片手で持ち運んでも余裕がある大きさになっていました。

ソーラーパネル背面

EcoFlowのソーラーパネルを広げると、本体の背面には支える脚部などは一切付いていません。

イメージするソーラーパネルは、背面の突っ張り棒のようなもので角度を付けていますよね。

ソーラーパネル収納ケースで支える

しかしEcoFlowのソーラーパネルは、それが無く、本体を収納していた収納ケースを利用して支えるようになっていました。

パネル部分が太陽の方向に向くようにして、後ろ側から収納ケースでパネルを挟み込むような感じです。

収納ケースを開いた時、片側には硬い素材が入っていて、折り曲がらないようになっています。

それを突っ張り棒のようにしてソーラーパネルを支える感じです。

ソーラーパネルMC4ソケット

ソーラーパネルから伸びるケーブルはMC4ソケットになっています。

MC4とポータブル電源を繋ぐケーブルは、ポータブル電源側に付属されていると思います。

ソーラーパネル接続

EcoFlowのRIVER Proでは、本体のサイドに入力ポートがあり、接続ケーブルを使って繋げます。

自宅の庭にRIVER Proと接続したソーラーパネルを配置します。

ソーラーパネル朝9時10分

朝9時10分ごろ、ソーラーパネルの3分の2ぐらいは日陰になっていました。

ソーラーパネル朝9時10分ディスプレイ

もちろん日陰が多いので、RIVER Proのディスプレイには入力のワット数は1Wと表示されていました。

ただこの時は、ソーラーパネルを立てただけで収納ケースを使って斜めに向けていませんでした。

ソーラーパネル朝9時20分

次に少し陽が差してきたので収納ケースを使って角度を斜めにしてみました。

その時は9時20分で、3分の2ぐらいに陽が当たっています。

ソーラーパネル朝9時20分ディスプレイ

RIVER Proのディスプレイには36Wと表示されていました。

先程とは陽が当たっている範囲が大分違うので、発電量にも変化があったようです。

ソーラーパネル朝10時

10時になるとソーラーパネル全体に陽が当たっていました。

ソーラーパネル朝10時ディスプレイ

※すいません、光のせいでディスプレイが写真に写り難くくなっています。

ディスプレイには109Wと表示。既に11%充電が終わっています。

あっちゃん

凄く早くない?!

これはソーラーパネルの性能なのか、EcoFlowの急速充電の機能なのかハッキリ分かりませんが、多分ポータブル電源側の性能ではないかと思います。

ソーラーパネル朝11時

1時間後の11時には、ソーラーパネルの全体に陽は当たっているのですが、庭だった為に木の影もできてしまっていました。

それでもディスプレイには112Wと表示。バッテリー残量も28%と、1時間前よりも大分増えていました。

ソーラーパネル朝11時ディスプレイ

ソーラーパネルは、10時から14時ぐらいまでに使うと1番効果的だと聞いた事があります。

ソーラーパネル11時空

それはやっぱり陽射しが強くなるから。

ちょっと影ができてしまっていても、10時よりもワット数が落ちていなくて少し高いのは、陽射しの強さの違いがあるのかも知れません。

ソーラーパネル13時

次はちょっと時間を空けて、13時に確認してみました。

ソーラーパネルには、フェンスの影が少し出来てしまっています。

RIVER Proのディスプレイの表示は46Wと、大分低くなっています。

バッテリー残量は52%と、こちらはかなり充電出来ていましたが、やっぱりソーラーパネルからの入力が少ないのが気になります。

ソーラーパネル13時移動

そこでちょっとソーラーパネルを移動してフェンスの影が当たらないようにし、また太陽の方向へ向くように置きました。

ソーラーパネル13時移動ディスプレイ

するとディスプレイに126Wと今まで見た事がないような大きな数値が表示されました。

数値は121〜126W辺りを行ったり来たりします。

元々160Wのソーラーパネルで、損出があったとしても、なかなか良い数値ではないでしょうか?

Amazonのレビューには、最高で109Wだったという書き込みもありましたが、それ以上になる事はこれで分かりました。

環境によって変わるんだね。

ソーラーパネルには、太陽への向きや陽の強さなど、様々な事が影響するんだと、何となく分かった気がします。

ちなみにこの作業中に残量も1%増えて53%と、しっかりと充電されていました。

ソーラーパネル14時

14時になりソーラーパネルを確認しに行くと、またしてもフェンスの影が当たっていました。

ディスプレイには90Wと、悪くはないのですがもうちょっと欲しいところ。

ソーラーパネル14時ディスプレイ

バッテリー残量は67%と、1時間で14%増えていました。

あっちゃん

めっちゃ増える!

この早い充電の速度には、ちょっとニンマリ。

早く充電出来るのは嬉しくなっちゃいますよね。

ソーラーパネル14時移動

フェンスの影を避ける為、ソーラーパネルをちょっと後ろへ移動しました。

ソーラーパネル14時移動ディスプレイ

するとディスプレイの入力は110%とかなり上がりました。

ちょっとの影でも影響はかなり出てしまうようです。

ソーラーパネルの性能をフルに活かすには、色々と良い状況下で使う必要がありそうですね。

ソーラーパネル15時

15時になると、フェンスと植木の影がソーラーパネルにかかっていました。

フェンスの影はソーラーパネル全体にあったのですが、これ以上位置を移動することが出来なかったので、とりあえずそのままにしておきました。

ソーラーパネル15時ディスプレイ

RIVER Proのディスプレイには64Wの表示。

やっぱり影があると下がってしまいます。

バッテリー残量は79%になっていて、また1時間で10%以上増えています。

ソーラーパネル16時

16時になると、日差しが弱くなっているのが分かります。

夕暮れのオレンジ色の陽の光が優しくソーラーパネルに当たっていました。

ソーラーパネル16時ディスプレイ

ソーラーパネルの下3分の1フェンスの影になっていて、入力は5Wとかなり低くなっています。

あっちゃん

もう日暮れ時だから仕方ないか〜。

バッテリー残量は81%。

1時間前から2%しか増えていません。

ソーラーパネル16時30分

さらに16時30分、太陽は西側の建物に沈んでいました。

ディスプレイには1Wと僅かに蓄電されているようです。

ソーラーパネル16時30分ディスプレイ

しかしバッテリー残量は先程と同じ81%と、全く増えていません。

多分これが限界だね。

日が沈んだら、ソーラーパネルは発電しないので、これで終わりにする事にしました。

1月のそんなに日差しが強くない時だったのですが、空は晴天で曇りになる事はありませんでした。

ただ庭先という事で、フェンスや植木の影がソーラーパネルに当たってしまう事も多かったです。

それでも7時間半で、81%まで充電する事ができました。

これがキャンプや車中泊で使ったら、発電機が無くても電気を貯めて使う事ができます。

ポータブル電源は、発電機のように大きな音がする事もなく使えるし、電源がなくてもソーラーパネルで蓄電する事も可能です。

EcoFlow公式サイト

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